今年最初のタンポポの綿毛♪

今年最初にタンポポの花が咲いているのを見かけたのが2月16日。

タンポポの花を初めて見た日、フキノトウが出ているのをみた、コマツナの菜の花を初めて出荷した

それから3週間、タンポポの綿毛を初めてみました。

一番咲きのタンポポが一番綿毛になったようです。

タンポポを初めてみた日は、コマツナの菜の花を初めて出荷した日でした。

その時は、本当にちょっとしか採れなかったのですが、今は、かなり採れるようになってきました。

それから、タンポポを初めて見かけた日の少し前、2月13日に種まきした大根が本葉4cmぐらいになっています。こちらは、2月11日にいったん種を吸水させた後、黒マルチをしたところに種まき、その後、不織布と農ポリで二重保温しながら育てています。

畑で植物の様子を観察しながら、野菜の生長と比較していくと、いろんな事が分かってきそうですね。

タンポポの花を初めて見た日、フキノトウが出ているのをみた、コマツナの菜の花を初めて出荷した

2月16日、見沼菜園クラブで野菜の収獲をしていると、タンポポが咲いているのを見かけました。

今年初めてみたタンポポの花です。

つまり、タンポポ初見。

生物季節観察の項目の中にも、「タンポポ初見」と言うのがあります。つまり、今年、「タンポポが咲いているのを初めてみた日」を記録すると、季節の移りゆきの目安になると言う事です。

さて、この日、コマツナの菜の花を初めて出荷しました。

このところ、昨年に種まきしたコマツナが徐々にツボミをつけてきているのは、観察してきました。ただ、まだ、出荷するには早いかな?と思っていました。

2/16には、ツボミの下の茎が伸びていました。10-15cmぐらいの長さで切って、ツボミと茎を一緒に採ることができました。

それから、フキノトウが地面に出ているのを確認できました。

今年初めてフキの葉が地上に出ているのを見たのは、2/11、先週の木曜日でした。

フキノトウはその5日後、初めて見かける事ができたわけです。今回みたフキノトウは、まだ、茶色く、出荷するには少し早い感じがしました。

一つの畑の中、あるいは畑の周辺等でタンポポのような生物の様子を観察していくと、農作業や出荷時季の目安にすることができるかもしれませんね。

猛寒波の中、枯れたタンポポと枯れていないタンポポ

どうやらタンポポは冬越しするらしい・・・

タンポポは冬越しするの

資料にあたっているうち、そんな事がわかってきました。

しかし、上記記事で支柱を立てて、継続観察する事にしたと報告した見沼菜園クラブのタンポポは、この間の猛寒波で霜枯れしたようです。

あんまり寒いとタンポポも冬枯れするのか、地下部は生き残っていると思いますので春にはまた芽吹いてくるのかなぁと思いつつ、周りを見渡すと、

枯れていないタンポポもありました。

枯れ草の中、枯れていないタンポポ

夏に生い茂った雑草が冬枯れした中にあったタンポポです。

そもそも、気温が零度にならない時でも、なぜ、霜が降るかと言うと、日中、暖められた地表から夜間一気に熱が奪われる放射冷却現象が起きるからです。枯れ草や枯れ葉に地上が覆われていると、緩やかに枯れ葉の隙間から空気が入れ替わるため、放射冷却現象が起きにくいと言われています。

(実際、畑で落ち葉に覆われた場所はあまり霜が降りません。)

また、枯れ草に覆われているとタンポポには直接寒風が当たりにくいと言う効果もあると思われます。

ところで、前回の記事「春に飛んだタンポポの種はいつ発芽するのか。」で読んでみた

「種生物学研究」と言う学会誌にあった「タンポポの発芽習性と生活環の調節」と言う論文にこんな事が書いてありました。

カントウタンポポでは6月に葉数が10を越すが,8月には0−1に減少し,秋季に再び増大する。図4と図5のデータは畑の放棄地に鉢を並べて実験的に育てたタンポポから得たもので,生育時の特に夏季はタンポポは他の植物の繁茂により,上をおおわれた状態にあった。野外観察によると,カントウタンポポの夏季の落葉(見かけ上の休眠)は,落葉樹林下ではさらに顕著であり同調的に起こるが,裸地では逆にあまり目立たない。

この論文では、カントウタンポポは、春に種を作るが、発芽するのは春でなく、秋の事もある、他の植物が繁茂する夏場は種や葉を落とした状態で回避すると言うような生存戦略にふれていました。

生い茂る他の植物と競争せずに葉を落として夏場をやり過ごしたタンポポは、今度は秋から冬になって、枯れた他の雑草を今度は保温に利用しているのでしょうか。

タンポポ、けっこう頭がいいですね。

春に飛んだタンポポの種はいつ発芽するのか。

農業のための生物季節観察ネットワークを呼びかけていこうと思ってから、色々な生き物の生活についても学ぼうと考えるようになりました。

タンポポがいつ咲いた、セミがいつ鳴いたと記録する事も、そうした記録を野菜の生育予測に役立てる事も大事ですが、

そもそもそういう生き物達はどう暮らしているのか学ぶ事も大切な気がします。

それに、そうした生き物達の暮らし方を理解することは観察結果から野菜の生育を予測することにも役立つかもしれません。

まず、タンポポってそもそも冬は枯れるものなのか?

畑のタンポポを見ながら、前回考えてみました。

タンポポは冬越しするの

どうやら冬越しするようです。

では、タンポポって1年をどう過ごしているんでしょうか。

読んでみたのが、「種生物学研究」と言う学会誌にあった「タンポポの発芽習性と生活環の調節」と言う論文です。

まず、冒頭からびっくりしました。

「日本には 20 種以上のタンポポ属植物が生育」

え?、タンポポの仲間ってそんなに種類があるの?

驚きです。

続いて、「カントウタンポポは年 1 回 春に種子を生産するが ,発
芽期は初夏、秋,早春と周年的である」

これまた、ビックリです。

春に出来たタンポポの種は、夏に発芽しないで、秋とか翌春に芽生える事もあると言うのです。

もっとも、これは在来種のカントウタンポポの場合らしく、

「春季に採種・播種したセイヨウタンポポは図3 −bに示す通り,播種後2週間で発芽を ほとんど完了してしまった」

どうやら、帰化種のセイヨウタンポポはすぐに発芽してくるようです。

身近にあるタンポポですが、知らない事だらけですね。

タンポポって冬越しするの?

見沼菜園クラブでクリスマス直後に枯れていないタンポポを見つけました。

12月に入った頃はまだ青々していたオオバコはもう茶色くなっています。

もしかして、タンポポは冬越しするのか?

いろいろ調べていくと、タンポポは多年草。つまり、1年で枯れてしまうのでなく、何年も生き続ける草花であることが分かりました。

花は春と秋に咲く、夏場は一時的に地上部は枯れる(地下の根っこは残っている)。

秋になると再び地上部が出来てくる。

そう言う植物なのだそうです。

生物季節観察の対象になる植物や昆虫の生態も観察していきたいですね。

タンポポは賢い?

農家さんのところで、生物季節観察ネットワークの話をしていたら、

こんなお話が聞けました。

刈払機で草刈りをすると、その後、タンポポの軸が短くなるのだそうです。

軸が短い状態で花を咲かせるとか。

草刈りをしないと、タンポポの軸は長く伸び、その後、花が咲くとか。

当然、草刈りをしない状態だと、他に背が高い草が茂っているので、

軸を伸ばさないと、他の草に負けてしまいます。

もしかして、アイツラ(タンポポの事です)は賢いのか?

農家さんは、そんな事をおっしゃってました。